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2025.01.06

タイヤにも鮮度があるのはご存知でしょうか?

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さてタイトルにもあるように、タイヤにも鮮度があるのはご存知でしょうか。
タイヤは劣化してしまわないよう工夫がされており、その代表的なものが製造過程で注入される「劣化防止剤」です。その名の通り劣化を防いでくれますが、時間の経過とともに自然に抜けていってしまいます。また空気圧不足、過荷重、薬品(艶出し剤・タイヤワックス等)、紫外線や熱も要因に上げられます。

タイヤの状態が悪化していると…
・ブレーキ性能の低下(雨の日にスリップしやすくなる、制動距離が長くなる等)
・バーストするリスク大 等 事故の原因にもなりかねません。

車を安全に運転していただくには、タイヤが良い状態でないといけません。
そこでタイヤの交換時期と寿命を延ばす方法をお伝えいたします!

まず交換時期について…
●スリップサイン
タイヤ側面(ショルダー部)の小さな三角マークの延長線上に3〜6カ所程度(溝の数だけ)設けられています。タイヤの溝が摩耗し、「残り溝が1.6mm以下」になった際に現れる小さな突起がスリップサインです。残り溝の深さが1.6mm未満のタイヤは車両保安基準不適合となり、法律で使用禁止となっています。1カ所でもスリップサインが現れていたら、ほかのタイヤの状態を確認しながら、2本もしくはすべてのタイヤの交換を検討しましょう。(写真①参照)

●走行距離3万km
タイヤメーカーによっても異なりますが、一般的に新品タイヤの溝は約8mmあり、走行距離5,000kmごとに約1mm摩耗するといわれています。タイヤの溝が1.6mm未満になると、車両保安基準を満たさなくなるため、3万kmに達したら交換を検討する必要があります(〈8.0mm-1.6mm〉×5,000km=3.2万km)。

●ひび割れや亀裂等の見た目
タイヤの見た目は比較的簡単に確認できるため、定期的(月に1回程度)に見た目に異常がないかをチェックしましょう。

●タイヤの製造年
タイヤの寿命は、基本的に製造から4〜5年程度とされています。タイヤの製造年月は、サイドウォール部分に4桁の数字で表示されています。先頭2桁が週、後半2桁が年を表します。
たとえば、「0222」とある場合、これは2022年の2週目(1月初旬頃)に製造されたタイヤということです。ただし、4〜5年で交換というのは、一般的な目安です。日頃の走行環境や保管状況などによっては、4年未満で交換するケースもありますので、ほかの3つのポイントを組み合わせて交換時期を検討しましょう。(写真②参照)

寿命を延ばす方法としては…
●適切な空気圧を保つ
適正空気圧は車によって異なるため、運転席ドアの内側や給油口のフタの裏側等のシールに記載があります。車両指定空気圧を基準に、0~+20kPaの範囲内で調整するのがおすすめです。※空気圧点検・調整は、タイヤが冷えている時に!

●定期的にローテーションを行う
タイヤは取り付け位置によって負担が異なるため、定期的に位置をローテーションすることでタイヤにかかる負担を均等にできます。

●ダメージを与える運転をしない
特に、急ブレーキや急ハンドル、急発進などはタイヤに大きな負担をかけ摩耗を早めます。また、路面が悪い道路や、段差のある場所を高速で走行することも、タイヤが傷つきダメージを与えてしまうため注意しましょう。

ご自身や周りの方の安全を守るためにも、チェックしてみてください!